捨てられてた“あの箪笥”が、わたしを変えた話

ご機嫌な理由

こんにちは、朝井ゆらです。

今日は、わたしが断捨離を始めたきっかけについて書いてみようと思います。

粗大ゴミ置き場で見かけたのは…

ある日、通りかかった粗大ゴミ置き場。
ふと目に入ったのは、どこかで見覚えのある茶色の箪笥。

「…え、うちのと同じじゃん…」

本当にそっくりだった。というか、まったく同じ型だった
一瞬、自分の箪笥が捨てられているのかと錯覚するほど。

誰かにとってはいらないもの。
だけど、それを今も部屋で使ってる自分って…
なんだか“見下された”ような気持ちになって、悲しくなった。

もらったけど、本当に必要だった?

この箪笥、もともとは職場の人から譲り受けたものでした。
「いらないけど使う?」って言われて、なんとなく、ありがたくいただいたやつ。

でも、いざ「本当にいるの?」って自分に問い直したら、
急に居ても立ってもいられなくなって、箪笥の中身を全部ぶちまけてました。

中に入ってたのは、“いらないもの”ばかりだった

数年着てない服
もらいもの
高かったけど着てない服
いつか使う予定のもの(←予定は未定)

なんかもう、“なんとなく捨てられなかったもの”の宝庫でした。
で、気づいたんです。

いらない箪笥には、いらないものしか入ってなかったって。

箪笥を捨てたら、次は本棚が気になった

断捨離スイッチが入ったら止まらないわたし。

次に気になったのは本棚。
元彼と推してたアーティストのグッズ、一度しか見てないDVD、
もらいもののお茶セット、本は10冊くらいで、どれも読みかけ…。

「使わないけど、置いてあるだけ」のモノたちが、
すごく“むなしく”見えた。

「これ全部、必要? 本当に?」

答えは「NO」でした。

気づいたら部屋が殺風景になっていた

ひと月もしないうちに、わたしの部屋はガランとした空間に。

売れるものはメルカリで売って、合計8万円くらいになったし、
押し入れも今では半分くらい空いています。

「もはや病気かも?」と思うくらい、物があるのが嫌になってしまってた。

でも、そこから見えたのは、“心の余白”でした。

手放すことで、得られたもの

断捨離をして良かったこと、たくさんあります。

  • 気持ちがすごく軽くなる
  • 本当に欲しいものしか買わなくなる
  • 使う物は大切に扱うから、毎日がちょっと気持ちいい
  • 汚れたり傷んだら、感謝してサヨナラできる

そして、気づけば人間関係も整理できるようになっていました。

人間関係も“断捨離”対象にしていい

正直、これは人によっては冷たく聞こえるかもしれません。

でも、「会うと気持ちが沈むな」「本音で話せないな」って思う相手と
無理して付き合うのは、自分の心がすり減っていくだけ。

「無料でもらえるから」となんでも受け取る人とは価値観が合わない。
わたしは、“自分にとって心地いい関係”を選ぶことにしました。

「服がない」んじゃない、「興味がない」だけだった

そして、断捨離を通してわかったことのひとつ。

わたしは服に、たいして興味がなかったんだな〜ってこと。
「何着よう」って考える時間、わたしにとっては苦痛でした。

今では、

  • 仕事用の服が3着
  • お出かけ用が2組

これで充分。迷わない、ラク。
この「選ばない生活」が、今のわたしには心地いいです。

“自分軸”の練習中

断捨離を通して、ようやく少しずつ「自分の好き」や「自分の基準」が見えてきました。
八方美人で優柔不断だったけど、
今は「これは自分にとって大事?」って立ち止まって考えられる。

なんだかんだで、わたしにとってはとても良い変化だったなと思っています。


当たり前になったこの暮らしも、振り返ってみると、
たったひとつの“捨てられた箪笥”から始まったんだよなぁ。

誰かの心にも、何かが届けばうれしいです。


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